カテゴリー「映画・テレビ」の記事

「ワールドトレードセンター」

ひさびさに、ドリブログにトラバらない、記事です。
自分がこの映画を消化するためだけの記事です。
完璧にヒトリゴトで、全然、支離滅裂です。暗いです。
それでも読んでくださるという方は、お進みください。
ごめんなさい。ありがとう。


                      ☆  ★  ☆


そんなに映画館に行くタイプではないので
きっかけがなければ、絶対観ない、映画でした。
戦争モノとかホラーとかサスペンスとか
胸が痛くなるから、簡単に動揺しちゃうから、
ほんと、避けて通りたいんです。
そんな、弱い私なんです。

でも、
私も同じ時代に生きてるってこと。
ドリが、あの場にいたってこと。
NYが、大好きな街だってこと。
重なっちゃってるし、チケット来ちゃったし。
避けて通れないように、そういう風に、できてるんだと思って。
踏ん張って、行ってきました。


涙を流すって、2種類あるんですね。
胸が痛くなって、涙腺に伝わって、滲んでいく涙。
胸の痛みを感じる前に、涙腺が反応して、零れていく涙。

泣いたからって、その痛みを、理解なんかできるわけないのに。


この映画自体は、怒りや悲しみではなく、
あの日に生まれた希望や、人間の美しさを
きちんと、丁寧に描いた、素晴らしいものだと、思います。
映画という媒体ができることを、まっすぐに追い求めている
真摯な姿勢を感じました。

                      ☆  ★  ☆

映画がどうこう、じゃ、ないんです。
私自身の問題なんです。
          (以下、さらに、ヒトリゴトです。映画からどんどん離れてしまいます。)

私には、あの日に起きた事実も、憎しみも、悪意も、戦争も。
受け止めきれない。
理解できない。
何で、そんなことになってしまうのか。
どうして、終わらないのか。

9.11だけじゃない。
世界で今も起こってる、戦争も、飢えも、絶望も。
知れば知るほど、無力感に襲われて
目を背けたくて、自分が幸せであることだけに感謝して。


自分が思い遣れる範囲なんて、たかが知れていて。
全ての痛みを知ることも、全ての幸せを喜ぶことも、
できないってわかってるのに
できないってことに、悔しさ、無力さを感じてしまう。

                      ☆  ★  ☆

でも、だから、やっぱり。できることを。
自分が思い遣れる範囲を。狭くても、大事にできる範囲を。
自分に関わってくれる人に、きちんと毎日、感謝して。
今の幸せ、自分と自分の周りで、ずっと続くように。
それだけは、ちゃんと、守って生きなきゃ。


誰もがそう思えるならば、
憎しみも悪意も戦争も、きっと、いつかなくなる、と。
甘ちゃんな考えだけど、でも、そう信じたいから。

憎しみと悪意に、「断固として立ち向かう力」は、私にはないけれど。
増幅させないこと、冷静になってもらうこと、気を逸らしてもらうこと。
これからも、それだけは、心がけて。

                      ☆  ★  ☆

以上。ココで終了です。
昔から、書くことで消化する、ってタチなので…
読んでくださったあなたに、ありがとう。
読ませてしまって、ごめんなさい。
本当にありがとう。

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レディースデイ。

ドラゴンクエスト」(テレビアニメ版・アベル伝説)
「風の谷のナウシカ」
「平原綾香」
「もののけ姫」
「スターウォーズ」
「天空の城ラピュタ」
ナルト」(??写輪眼!ってコレだっけ。)
「千と千尋の神隠し」
「日本昔ばなし」

って感じでした。
何が?
ゲド戦記」。

(観た人ならきっと、わかってくれるハズ!)
(観てなくても、挙げたタイトル全部知ってたあなたに、ありがと~!)

決して、そんな予定だったわけじゃないんですよー。
(今日の「有楽町西武」レポート:ミワ女神さま、マサ男神さまの気配、ナシ!)
って書くために寄った銀座で
酔った勢いかなぜか気付いたら、
UDON」の予告を観てました。

酒は飲んでも、飲まれるな。
ってわけで、帰ります。。帰って「シュナの旅」を読み直したいところ。


……岡田くんと菅原文太さんがイイ声だったなぁ♪♪

体がでっかいスピーカーの音に揺さぶられたら
やっぱり、ホールでドリの音に揺さぶられたくなっちゃった(T_T)

以上、戯言でした。。
ねむーい、です(−Q−)zzz..

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風が吹く場所

ハイジ」・ザ・ムービーを観てきました。
実写です。

♪くちぶっえーは、なぁぜ~っ。とおっくーまぁでっ、きこえーるっのっ♪
は、リアルタイムで見てない世代なんですねー。
「懐かしのアニメソング」とか「懐かしのアニメクライマックス」
みたいな番組で、ハイライトシーンはがっつり知ってる感じで。
子どもの頃、原作読んだみたいです。

会社が縁あって、
広告部から(若干ムリヤリに)招待券をもらってたので
仕事終わってないけど、恵比寿へGO。
wmmwCAPをかぶって、好きなペースで歩いて
がらんがらんの映画館のはじっこで、手足投げ出し、リラックスモード。
主役のエマちゃんの、「ふくふくほっぺ」と「まんまるおなか」に
超・癒されました。

映画としては…
原作に忠実、だったのかな?たぶん。
唐突に終わる、っていうのが、
ミニシアター系の映画の最たる特徴なんじゃないか、と思いついてみました。

見終わって、外に出たら
なんだか、とっても、自分がすっきりしてました。

Yebisuここは、いつも風が強くて
まとわりついていた何か、が振り払われて
心がハダカになる気がします。
変化をもたらす場所、なのかもしれません。

今日は、区切りの日だし。

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「RENT」!!

観て。


公開から10日、
全然、一般の人の話題にのぼらないけど
確かに、HIVとか、同性愛とか、N.Y.の暗い時代が舞台だけど
根底にある人間くささとか
弱さとか、愛しさとか、エゴイズムだとか
そんな、いつも誰もが逃れられないものに
真っ向から向き合って生きることが
どれだけ貴重なのか
きっと、伝わるから。

今を去ること10年前
出遭ってしまったフレーズに
涙が出た。
音と、声と、リズムだけ。
今も、その歌を聴くたびに、揺さぶられるのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
525600分 
その瞬間瞬間が、こんなにも大切なんだ
525600分
1年という時間を
あなたなら、何で、測る?

陽の光、夕焼け、夜の帳
コーヒーを何杯飲んだか、笑い声か、涙の時か、それとも
愛で測るのはどうだろう

愛おしい気持ちがあふれる
この愛を憶えておいてほしい
かけがえのない、この季節を
今、この瞬間を

(勝手な意訳です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10年前のオリジナルキャストが
深みを増した声と表情で
きっと、あなたの心も揺さぶると思います。

時間とお金の無駄だった!っていう苦情があれば
鑑賞料金と文句は、こちらで引き受けますので。
渋谷文化村と、川崎チネチッタと、銀座あたりで公開中です。
ぜひ。
私はたぶん今週、2回目を観に行きます。


・・・・・追記・・・・・
渋谷文化村は、超満員でした。平日なのに。
笑い、涙涙、って感じで、みんな、うるさーいよ(笑)
若い人が多かったけど、大満足な様子でした。
個人的には、音響良いところで聴いたほうがよりよいと思います。
また行っちゃいそうだなぁ、川崎。。

独りで歌う、激しさや痛みや力強さも
誰かと歌える、愛しさやためらいや心強さも
どっちも、大事に。
今この瞬間しか、ないから。

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「プロデューサーズ」

同名のブロードウェイ・ミュージカルの映画版です。
最近、「シカゴ」「オペラ座の怪人」と並べて語られてるけど
映画化の手法としては大分異なるんじゃないかな、と思います。

舞台は箱の中で作られるものなんだなー、というのが鑑賞後の感想。
それは学芸会の劇も、国立劇場でも変わらなくて
一方向から見られることを前提に作ってるわけで。
お客さんにはなるべくお尻を向けない、ように作る。
映画は、カメラが勝手に動いてくれるし、勝手にズームもしてくれるし
自由度が高い。
で。
「プロデューサーズ」映画版は、その自由さを全く利用せずに
不自由な中でこそ際立つ、演技や笑いの力強さを
そのまま映した、って感じ。
小手先じゃなく、力技。
スマートさとか、美しさとかそういうのはほとんどなくて
正面から素手で殴りかかってきて、脇の下を思いっきりくすぐられる。
そりゃ、笑うしかないでしょー。

最初はポカーンとしてた、一般の(ミュージカルファンじゃない)お客さんが
「今まで見た映画の中で最も面白かった映画のうちの1つだよ!(英文和訳風)」
って帰っていくのが、面白かった。

決して名作ではないけど、頭空っぽにして笑いたい人にはおすすめです。

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「チャーリーとチョコレート工場」

初日に観てしまった。

キャラメルとピーナツバターとクルミと……
ビターとミルクとスイートとホワイトと……
いろんな味のチョコレートを一気に味わったような
そんな映画。

こんな風に書くと甘ったるくて重いってことになっちゃうけど
そうじゃなくってー

子ども向けのお砂糖とミルク
大人向けのカカオ・ポリフェノールとスパイス
全世界向けの赤い包装紙と紫の瞳
ぜーんぶ合わさって、ティム・バートン風チョコレートの出来上がり!

ファンタジーとブラック・ユーモアの配合値が完璧。
「イッツアリトルワールド」風ドールズが溶け出すあたりから
もはや彼の掌中に落とされてしまうわけで

完敗。乾杯。


今日の夕ご飯にはデザートをつけました。
生チョコのタルト、ラズベリーとマンゴーのソース添え。

幸せ☆

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「ナショナルトレジャー」

久々に、独りで映画館に行きました。
誕生日優待&会員優待で、すごいリクライニングのシートで
悠々としっかり見てきました。
誕生日に。独りで。映画。

……?

置いといて。

ディズニーなだけに、
血みどろでなく
セクシャルでもなく
勧善懲悪。
謎解きはそれなり妥当で
オーソドックスなスリルと
友情、愛情、親子の絆、なんて
食べ慣れたスパイスもレシピ通りにかけられていて。
まぁとにかく、誰でも美味しく頂ける味付けでした。

映画もグルメも、玄人受けする味は割と苦手なので
個人的にはとても満足な時間でした。

映画の好みはその人を表すだろうか?
幅とかツボとか楽しみ方とか。

一面でしかないけど、一面として取り上げる価値はある、かな。

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「きみに読む物語」~コンテンツとは?

ひとかたまりの情報として、誰かに届けるもの
それが、コンテンツ。
手紙でもメールでも、詩でも絵でも小説でも映像でも
何でもいい。
ひとまとまりになった、何かの情報
そして、メッセージ

商業的に成功するには、刺激的であったり感動的であったり
たくさんの人に価値を認めてもらわなければならない
そのために、化学調味料を加えたりおふくろの味を目指したり
いろんな策略を練るんだけど
誰にでも届くメッセージなんて
メッセージと言えるのかな。
陳腐で他愛無くて価値がないもの、にならないのかな。

もちろん、癒しとか平和とか優しさとか大事にするとか
当たり前で、でもいつもは感じられないものを
コンテンツで味わって、心を改めたり洗ったり
そんな作業には意味があるけれど
発する側としては、世界中の人にわかってもらうため、なんて
ほんとは思ってないんじゃないかな。

発する今はわかっているけど、発する前はわかってなかった
そんな自分に、届けたいんじゃないかな。

万人に分かることは、本当なら知らせる必要はない
万人に分かっていて欲しいけど、自分は分かってなかったこと
それを反省と共に、他の人に伝えようとするんじゃないかな

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「きみに読む物語」~愛とは?

絶対観る!ではなく観たいな。くらいの映画を
実際映画館で観ることはなかなかない。
更にそれが当たりであることは、もっとない。
オーソドックスでありながら、所々で予想を裏切る
匙加減が丁度良い、そんな作品でした。

「あなたの愛する人と見てください」というキャッチコピーでは
大分、観客動員数が減ってしまうと予想できるけれど
良い意味できっと正しいコピーだと保証できる

ハッピーエンドなんてものは、都合の良いお伽噺の中しかない
成就した恋のその先には、幸せな出来事だけではなく
苦しみも悲しみも安らぎも諦めも慰めも、時間の分だけ押し寄せる
もちろん共に生きると誓った相手との時間は
幸せを積み重ねるための時間、だと信じているけれど
「富める時も貧しき時も、健やかなる時も病める時も」
共に生きられると確信できる、か。
「愛」とは?
何だろうね。
それを語るにはまだまだ、私は足りなさすぎるけど。

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続・the phantom of the opera

そうだ、そういえば観に行ったんでした。
感想は…一言で言うと
ロイドウェバー色ってこんなんだな、って感じ。
もちろん良い意味でも。

音楽進行はほぼ舞台のままだし
同じようにその流れに酔うことはできる
話や台詞にロイドウェバー的脚色を加えたのも
初見の、広いお客様への配慮としては妥当
美術も古い舞台的非現実感があって良い
でも
物足りない。

クリスティーヌは平原綾香的早熟の才能に満ちて
穢れなき、それでも力強い歌声はいかにも…の好み。
エリックは歌の上手さが最優先されたのだろう、
美形すぎたけどかつらが剥がされたらなるほど納得の姿。
ラウルが…老ラウルの方が100倍素敵。
これは好みの問題だとはわかっていても、
どうしても納得いかない強引さと力強さ。
ここまで力強いならばエリックを恐れなくても
クリスティーヌを連れ去ってしまえるはずなのだ。

不変の三角関係のバランスは
ぎりぎりの緊張状態だけが保たせる
ラウルの幼き一直線な愛も
エリックへの羨望、クリスティーヌの揺らぎへの不安
そういった弱さがないと、真実味を帯びない

ある意味でのクリスティーヌのエリックへの愛が
師としてではなく、哀れみでもなく、人間としての愛が
間違いなくそこにあるからこその、困惑や激情
それを描ききれなかったのは誰のせいなのかはわからないけれど
一観客、そしてファンとして
これを「the Phantom of the Opera」の完成形と認めることは
できません。

なんてもったいない。
音楽は緊張と激情と悲哀に満ちているのに。


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