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息をひそめて

200801052027000この日が訪れるまで
佇んでいたのかもしれません。

写真って
その瞬間にしか存在しない空気を撮るものだけど
この写真だけは
存在しなくなることを前提として撮りました。
2日後、共に灰となりました。

あれから半年以上
データを消せなくて
どこか重しになっていて
今日になったら解放できるかと…
どこか、待っていたのかもしれません。
ほんとはちゃんと持っていなければいけないのだけれど…


慰霊祭を開き、記録誌をまとめ、書き留め続けていた祖父は
60年以上経ってもなお
その時代の記憶のなかに生きているように見えました。

毎年、8月15日を
どんな気持ちで迎えていたんだろう。
命を賭す覚悟が奪われたとき、何を思ったのだろう。


たぶん、これから先ずっと、
命日よりもこの日に
わたしは祖父を思うのでしょう。

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