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「プロデューサーズ」

同名のブロードウェイ・ミュージカルの映画版です。
最近、「シカゴ」「オペラ座の怪人」と並べて語られてるけど
映画化の手法としては大分異なるんじゃないかな、と思います。

舞台は箱の中で作られるものなんだなー、というのが鑑賞後の感想。
それは学芸会の劇も、国立劇場でも変わらなくて
一方向から見られることを前提に作ってるわけで。
お客さんにはなるべくお尻を向けない、ように作る。
映画は、カメラが勝手に動いてくれるし、勝手にズームもしてくれるし
自由度が高い。
で。
「プロデューサーズ」映画版は、その自由さを全く利用せずに
不自由な中でこそ際立つ、演技や笑いの力強さを
そのまま映した、って感じ。
小手先じゃなく、力技。
スマートさとか、美しさとかそういうのはほとんどなくて
正面から素手で殴りかかってきて、脇の下を思いっきりくすぐられる。
そりゃ、笑うしかないでしょー。

最初はポカーンとしてた、一般の(ミュージカルファンじゃない)お客さんが
「今まで見た映画の中で最も面白かった映画のうちの1つだよ!(英文和訳風)」
って帰っていくのが、面白かった。

決して名作ではないけど、頭空っぽにして笑いたい人にはおすすめです。

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