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歌で伝えるということ

ひょんなことから、4年間、合唱をやって
正しく歌うことの意味を知った

それまで私が大好きだったミュージカルでは
言葉を伝えられるように歌うことが至上の価値だったから
ある程度正しく歌えるようになったら、あとは気持ちだけだったから

あの頃は
精密に、正しく、合わせて歌うための練習が
時に苦しかった

でも、
正しいということが前提にあって初めて
言葉が届くんだってことを
3年目にやっと実感して
歌うってことが少しわかった気がした

いくら気持ちを乗せようとしたって
ピッチやリズムがおかしかったら
聞いている方は違和感が気になって
言葉どころじゃないし
いくら気持ちを乗せたくたって
あなたまで届く声を出せなかったら
ただ口をパクパクさせてる人形になっちゃうし


卒団して3年経って、後輩の練習を見て
真剣に歌っている彼らに
真剣に歌っていた私らに
ちょっとだけ誇りを感じられた


歌で気持ちを届けたいなら
やっぱりしっかりしっかり練習して
音の価値を上げて、聞いてもらえる状態を作って
それから言葉ひとつひとつに思いを乗せなきゃいけない
それが本当にうまくいったときに初めて
心を打つ歌が歌えるんだと思う


私の持論としては、歌の起源っていうのは
気持ちが言葉に、言葉が祈りに、祈りが祝詞になって
気持ちが高まって、よりダイナミックになって
そして一つのフレーズになって
そうやって生まれたもの、だから
気持ちなしの歌なんてやっぱりありえない

歌いたい衝動でいっぱいになってる、今の私はきっと
気持ちが溢れそう、なんだ
伝えたい想いがたくさんあって、はじけそう

叫ぶだけならカラオケの密室がお似合いだけど
そうじゃなく、伝わるように、歌いたい、んだから
やっぱりまた、訓練を始めなきゃなぁ。

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