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2005年2月

ココロロ

ココロがコロガルその盤面は
平らでもなく、平行でもなく
降り注ぐ光も気まぐれ
どっちに行くのかわからない
どのくらい進めるのかもわからない
謎だらけの空間だ

しかもコロガルココロも、真ん丸でも真四角でもないし
気付いたら凹凸が変わっていたりするから
どうにも先の見通しなんて立たない
自分のココロなのにね。

辛抱強く、とか我慢強く、とか
そういう長所を持ってる人は
ごつごつしても急な坂になっても
歯を食い縛って、ぐっと踏みしめて
いったん考える時間を獲得するんだろう

でも、ブレーキをかける力ももったいないし
次の瞬間辿り着けるかもしれない場所が知りたいから
コロガルままに、前を見つめて
いっちゃいましょう。

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プレゼント


サークルの先輩同士のウェディングが目の前に迫っていて
うちの代からのプレゼントとして選んだ「地球儀の形の時計」
「home」「local」の二つの時計が付いていて、
離れていくけど離れすぎないで欲しいという気持ちが表れるかと思った。

お二人には新しい場所で新しい時を刻んで
幸せに、幸せになってほしい。
これから得ていくものと、今まで得られたものを
同時に見つめながら、進んでいってください。

私は。
同じ位置に居続けるわけにはいかないし、居られるわけもないけど
変化はやはり痛みも伴う
今の位置の心地よさは時間が作り出したものだし
次の位置にも心地よさが作れるように努力したいけど
それでも、切り替えられない理由を挙げ連ねてしまう
怖いのだ。

clock


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続・the phantom of the opera

そうだ、そういえば観に行ったんでした。
感想は…一言で言うと
ロイドウェバー色ってこんなんだな、って感じ。
もちろん良い意味でも。

音楽進行はほぼ舞台のままだし
同じようにその流れに酔うことはできる
話や台詞にロイドウェバー的脚色を加えたのも
初見の、広いお客様への配慮としては妥当
美術も古い舞台的非現実感があって良い
でも
物足りない。

クリスティーヌは平原綾香的早熟の才能に満ちて
穢れなき、それでも力強い歌声はいかにも…の好み。
エリックは歌の上手さが最優先されたのだろう、
美形すぎたけどかつらが剥がされたらなるほど納得の姿。
ラウルが…老ラウルの方が100倍素敵。
これは好みの問題だとはわかっていても、
どうしても納得いかない強引さと力強さ。
ここまで力強いならばエリックを恐れなくても
クリスティーヌを連れ去ってしまえるはずなのだ。

不変の三角関係のバランスは
ぎりぎりの緊張状態だけが保たせる
ラウルの幼き一直線な愛も
エリックへの羨望、クリスティーヌの揺らぎへの不安
そういった弱さがないと、真実味を帯びない

ある意味でのクリスティーヌのエリックへの愛が
師としてではなく、哀れみでもなく、人間としての愛が
間違いなくそこにあるからこその、困惑や激情
それを描ききれなかったのは誰のせいなのかはわからないけれど
一観客、そしてファンとして
これを「the Phantom of the Opera」の完成形と認めることは
できません。

なんてもったいない。
音楽は緊張と激情と悲哀に満ちているのに。


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要は意気込みの問題だ

何が好きか、何が楽しいか、
そんな基本的な我にさえ気付かなくなるのは
目の前の鏡ばかりで
明かりの届く範囲にさえ目を凝らさなくなるから

私は
私は……
広い世界の中で唯一私が感じられる私は
広い世界と比べるあまりに
位置を確かめ評価することに疲れ果てて
結局何処にも進めない

むしろ目隠しをして
むしろ後ろ歩きで
不安でも転んでも、進み出せるだけの何かが
流れ星のようにやってくるのを
信じないくせに、待っている

だめだなぁ。

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激情

怒りとか、哀しみとか
喜びとか、楽しみとか
一瞬で吹いて飛んでしまうような感情ならば
この世から消えてしまえばいい

ぱっと生まれたのに、後から思い出しても
残り香を噛みしめてしまうような、そんな感情ならば、いい


喜びとか楽しみを呼び起こして、そっと咀嚼したら
笑顔とか温もりがこの手にふわっと現れて
子うさぎを抱くように、頬を近づけたくなる

怒りとか哀しみが呼び起こされて、頬が濡れる
眼前がびしょ濡れになって、それでも柔らかなタオルはなくて
顔の奥から足の先に、小さな蛇が這い下りる


再び現れても体の熱を揺らすような
そんな感情でなければ、ぶつける価値がない
思い出して揺れてしまうような感情ならば
それは痛くとも手離してはいけない

手離さないと苦しくて眠れないなら
明日解決しに出かけるしかない


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栓抜き

コルクが腐って上にも下にも動かないワイン
その栓がきれいに抜けたら
こんな開放感に浸れる
上からつついてみたり、振ってみたり
甲斐ない足掻きをしている間に
中身は少しは熟成しただろうか

やっと後ろを見なくても済む
でも前を見てもどこに進めばいいのかわからない
どのグラスに注げばいい?
クリスタルのワイングラスは戸棚の奥で埃をかぶった
普段遣いのガラスのコップは傷ができた
気に入って買った象のグラスは薬入れになった
グラスを見つけに出かけないと
瓶の中身がどんな色味なのか
自分の目で確かめなければ

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夜景

六本木ヒルズの展望台はこれで3度目、かな?4度目かも。
行く度に展望スペースが縮小されて、
行く度に館内が明るくなっている気がする
館内が明るいと、ガラスに反射して外が見えづらくなるのに
何でだろう?

今日求めていたのは、地表に輝く電灯ではなくて
透明の空に煌く星々だったから
蛍光灯の反射でオリオン座すら、うっすらとしか確認できないなんて
やっぱり森ビルはだめだと思った次第

月の光に気付いて見上げるのも好きだけど、
星の点を探して見つめるのはもっと好き
星座に詳しいわけではないし
今だってオリオンと北斗七星しか見つけられないけど
何もないように見える空間のずっと奥で
静かに佇む光があるのだと確認できると
不思議と心も静かになるから

肌を刺す寒風と小さな光を背に
暖かい家の中に吸い込まれて
穏やかな眠りが舞い降りる準備をするのです

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