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ヒトナミ

ヒトナミにオゴレヤ、ではなく
人波
かつ
人並。

久々に、渋谷の雑踏に呑まれた
人波に呑まれて感じたのは
人並にはなれていない、という焦燥感
原色やアニマル柄や蒸れるブーツ
その波に流されていても
海水に呑まれる、ガラス瓶の中の海水のようで
透明の壁は厚く、見える景色は歪んでいる

一人目に声をかけてきたのは
「ネイルサロンの者なんですけど」
日サロ大好き、30代前半、男。
もう1週間も塗りっぱなしのラメを見抜いたとは思えないけど
逃げ出す。

二人目は
「この近くの美容院のスタッフなんですけど」
「私じゃなく、他の人がモデルさんを探していて」
20代になっていないかも、ピンヒールでよろける、女。
誰にどう使われている人なのかわからないし
この髪をつやつやにする方法を教えてくれたら天使だけど
やんわりと断る。

三人目は
「コンタクトのお店なんですけど、お使いじゃないですか?」
使っていない、としか答えられないでしょ…


声をかけられる度に、
そんなにガードが甘く見えるのかと
そんな風に考える、波に呑まれたくない自分に気付く
それでいいのかなぁ?

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